レザーファクトリーフジツカ
その人の人生に馴染んでいく。革製品のハンドメイド・オーダーメイド工房
創業から45年、レザーファクトリーフジツカでは一つひとつの革製品が、それぞれのお客様の人生に寄り添うよう心を込めて作られています。始まりは奥さんの実家が運営する革製品の販売と作品作り教室でした。店主が25歳の時にデパートで開かれた即売会に参加し、その反響の良さに自分でも本格的に革製品を作り販売することを決意しました。
初めての商品を岐阜高島屋の手芸用品コーナーで扱ってもらったことが、職人人生のスタート。それからは材料の見本品を作りながら技術を磨き、自らデザインした製品も販売するようになりました。今では、オーダーメイドを中心に、展示会などで製品をお披露目し、お客様にお届けしています。
レザーはSDGsの観点からも重要な素材
レザーファクトリーフジツカで使用する革は、畜産の副産物であり、SDGsの観点からも重要な素材です。革はその耐久性と修理可能性に優れ、環境に優しい選択肢として知られています。お客様の手に渡ったバッグや財布は、使うほどにその人の生活に馴染み、色や形が変化していきます。使い込むことで現れる経年変化は、革製品ならではの魅力の一つです。
レザーファクトリーフジツカでは、手彫り・手染め・手縫いといったハンドメイドの技術を駆使しています。製品一つひとつに、職人の手が加わることで、真のオリジナリティと品質が保証されます。また革の特性上、同じ色や模様を再現することは不可能です。そのため、お客様にお渡しする製品は、世界に一つだけのものとなります。
「世界に一つだけ」を求めて県外からも多くの人が訪れます
レザーファクトリーフジツカでは、オリジナルデザインを追求し、珍しい素材を取り入れた作品作りにも力を入れています。遠方から訪れるお客様も多く、そのこだわりを求めて滋賀や愛知、三重からも足を運んでいただいています。また、工房では定期的に革工芸の教室も開催しており、50代から60代の女性を中心に、皮革の扱い方から始め、次第に高度な技術へとステップアップしていくカリキュラムを提供しています。ここで学んだ技術で、文化祭などで賞を受賞される方もいらっしゃいます。
レザーファクトリーフジツカはただの革製品店ではありません。それぞれのお客様の人生の一部となり、長く愛される製品を提供する場所です。一人一人の物語に寄り添いながら、これからも美しい革製品をお届けし続けます。